【事例付】服薬管理にはデイサービス+訪問サービスを使うべき理由 

【事例付】服薬管理にはデイサービス+訪問サービスを使うべき理由 

在宅生活を送るにあたり、"服薬管理"で困った経験、ありませんか?

小規模多機能型居宅介護 ぼやあ樹では、毎月、地域の病院や地域包括支援センター、居宅介護事業所、介護老人保健施設など、さまざまな機関の皆様よりご相談をお受けしております。

中でも最近は、服薬に関してお困りの方が多いように感じられます。実際にぼやあ樹を利用されることになったケースの中から、在宅生活を継続するために必要となる"服薬管理"に焦点をあてて利用例を紹介させていただきます。

全面的な服薬管理事例(デイサービスと訪問サービス)
例えば、一人暮らしのAさんの場合。

Aさんは、自宅での生活を希望していますが、一人暮らしのため、利用者個人では薬管理が難しい方です。そのため、小規模を利用しながら、ぼやあ樹の看護師を中心とした服薬管理を行っています。

週2日(月、金曜日)はぼやあ樹でデイサービスを利用され、看護師が与薬、管理します。残りの5日間は朝、昼2回の訪問サービスを利用され、スタッフが朝、昼ともにその場で服薬を見守ります。

夜の服薬に関しては、昼の訪問時に当日の夕食後薬を渡し、翌朝、訪問した際、服薬できているか確認しています。Aさんの薬は、看護師が1週間単位でセットして管理するとともに、毎日薬が処方通り服薬されたかの記録管理を徹底しています。

部分的な服薬管理事例(デイサービスと訪問サービス+服薬カレンダー)
続いて老々介護のBさんの場合。

夫婦で自宅生活を継続したいが、お互いに記憶が曖昧なこともあり、薬管理が心配なご夫婦。できるだけ二人で協力して生活したい希望があるため、全面ではなく一部の服薬管理をサポートします。

週3日(月、水、金曜日)はぼやあ樹でデイサービスを利用され、看護師が与薬、管理します。平日残りの2日間は、昼1回の訪問サービスを利用され、予め作成しておいて薬カレンダーを見て服薬できているかを確認します。

週末の2日間はサービスの利用はなく、ぼやあ樹から電話にて安否確認および服薬チェックをします。万が一、体調がよくない場合などには臨時で自宅へ訪問します。

看護師による管理かご自身による記録管理か
Aさんの場合同様、薬は看護師が1週間単位でセットして管理するとともに、Bさんの場合は、お二人が混乱しないよう、薬には日付(〇月〇日 朝等)を記入し、毎日、処方通り服薬されたかの記録管理を徹底しています。

【看護師による管理のメリット】
専門知識を持った看護師がその場に立ち会って与薬を見守るので、飲み忘れなどを防ぐことができます。お一人で暮らしている方や服薬を忘れてしまう可能性のある方にはこの方法を推奨しています。

【ご自身の記録管理のメリット】
ご家族と一緒に生活されている方や、服薬を忘れてしまう恐れの少ない場合にはこの形を推奨しています。ご自身の管理に依存する部分が大きくなりますが、自分でできることは自分で対応することで、いつまでも元気な生活を送ることができます。それを看護師がサポートをするイメージです。

服薬管理は話し合いと、時には見直しも必要
ぼやあ樹では、利用開始前に必ず服薬管理の方法をご利用者本人・ご家族と話し合い、決定しています。利用開始後も、処方通り、的確な服薬ができるよう随時管理方法の見直しや改善を行っています。

小規模多機能は、通い・訪問・泊まりを組み合わせて利用でき、ご利用者・ご家族のニーズに合ったサービの提供ができます。同じスタッフがケアを行う事も安心してご利用いただける一つの要素です。

認知症でお困りの方、自宅での生活を希望される方、短期利用を希望される方...等、お困りの方はぜひ一度、ご相談ください。